2021年および2023年の統計から、日本人と結婚する外国人配偶者の国籍やトレンドに関する主要なポイントをまとめました。
目次
統計で見る国籍別構成(2021年)
- 日本人男性×外国人女性
最も多いのは中国人、続いてフィリピン人と韓国・朝鮮人という順位です。 - 日本人女性×外国人男性
相手国としては韓国・朝鮮が最多、その次がアメリカ、そして中国という順になっています。

国籍バランスの変動傾向(2000年〜2023年)
- 日本人男性と外国人女性との婚姻件数は、2000年に比べて2023年には**約41.5%**に減少しました。一方、日本人女性と外国人男性の婚姻はあまり減っていない傾向が見られます(約84.4%の継続率)。
- 国籍別では、フィリピン、タイ、中国の国籍の配偶者が依然として多く、日本人男性との国際結婚で多数派を占めています。これはアジア圏からの婚姻が相対的に安定していることを示しています。
背景と社会的示唆
- 地域的に近いアジア圏との国際婚が依然として根強い一方で、日本人女性の外国人配偶者においては多様な国籍が選ばれる傾向があり、欧米との繋がりも見られます。
- 減少傾向にある日本人男性と外国人女性の国際婚については、社会構造の変化(出会いの機会、価値観の変化など)が影響している可能性があります。
まとめ
| 観点 | 実際の婚姻傾向 |
|---|---|
| 国籍トップ(男性側) | 中国、フィリピン、韓国・朝鮮 |
| 国籍トップ(女性側) | 韓国・朝鮮、アメリカ、中国 |
| 長期傾向 | 男性側と外国人女性の婚姻は減少、女性側の婚姻は比較的安定 |
| 示唆 | 地域的近さだけでなく、多様性や社会の変容が影響している |
公式情報源
名古屋弁護士ブログ:2000年〜2023年 国籍別国際結婚推移
厚生労働省:2021年 国際結婚 統計データ 大阪府国際結婚支援センター
ヒントと推奨事項
1. 国際結婚後の国籍の選択について理解する
日本人と外国人が結婚した場合、配偶者の国籍は自動的に変わりません。二重国籍の可否や帰化条件を早めに確認しておくことが大切です。
2. 子どもの国籍取得ルールを把握する
国際結婚で生まれた子どもは、日本の国籍法と相手国の法律が適用されるため、二重国籍になるケースもあります。出生後すぐに各国に届け出を行いましょう。
3. 配偶者ビザと国籍は別問題であることを知る
日本の「配偶者ビザ」は在留資格であり、国籍の取得とは異なります。国籍変更を望む場合は、法務局での帰化申請が必要です。
4. 国際結婚の手続きは双方の国で必要
日本で婚姻届を提出するだけでなく、相手国の大使館や領事館、あるいは現地役所でも婚姻登録が必要になる場合があります。二重確認をしましょう。
5. 専門家に相談する
入管手続きや国籍に関する法的な問題は複雑です。行政書士や弁護士など専門家に早めに相談すると、トラブルを避けることができます。
